間もなくオープン戦の開幕を控えるプロ野球。
どこの球団のファンであっても、開幕が楽しみで仕方がない時期ですよね。
しかし、シーズン終盤になり順位が固まってくると、
「Bクラス確定か~野球つまらんなぁ」
「DAZNとCS解約しよ・・・」
という方もいるのではないでしょうか?
私自身もそういった経験があるので、お気持ちはよくわかります。
春先に早々と最下位の見通しになり、ロクに見なかったシーズンもあったりしました(笑)
しかし、野球の沼にハマっていくにつれ、贔屓が消化試合になっても結構面白く見ることができるようになっていました。
そもそも消化試合ってなに?
プロ野球での消化試合とは、一般的には
①優勝チームやCS出場チームが確定してしまった後の残り試合
②自分の応援するチームの順位が決まってしまった後の残り試合
この2つを指します。
早々と消化試合になってしまうと、チームの優勝やCSを願うファンからすればとても残念な気持ちになりますよね。
とはいえ、プロ野球というコンテンツ、「自分の贔屓のチームの優勝」以外にも楽しむ方法はいくらだってあります。
消化試合の楽しみ方① 推しの選手の活躍を見守る
贔屓の球団がある方の多くが、誰かしらお気に入りの選手がいるのではないでしょうか。
個人競技としての側面もある野球は、チームが消化試合になったとて、シーズン終盤まで選手の活躍から目が離せません。
チームが優勝したところで、個人成績が悪かったら年俸が下がる、最悪クビになるのがプロの世界ですからね。
シーズン終盤まで推しの選手の活躍を見守ることは、消化試合の醍醐味とも言えるでしょう。
消化試合の楽しみ方② 若手でひたすらポジる
期待できそうな若手を見つけてひたすらポジるのも消化試合の楽しみ方の1つです。
終盤の消化試合になると、各球団来季を見据えた采配をするようになります。
若手に経験を積ませるために、二軍から引き揚げて一軍で使うようになるのも消化試合に入ってからが多いですよね。
このチャンスを活かしてに活躍する若手がいれば、
「来季はどんな活躍をしてくれるのだろう?新人王もあるかも!?」
と来季を見据えてワクワク気分になりますよね。
これも消化試合の楽しみ方の1つと言えますよね。
消化試合の楽しみ方③ 来季の妄想をして楽しむ
消化試合のシーズン中であっても、応援しているチームが勝てば当然嬉しいですよね。
優勝チーム相手に勝ち越しなんてしたら、来季に向けて期待が膨らみませんか?
「この試合が来季できればAクラスもありうる!期待できるぞ!」
こういった来季に期待して妄想をするのも消化試合の楽しみ方ですね。
完全に皮算用ですが、それで良いんです!
消化試合の楽しみ方④ 球場をひたすら楽しむ
シーズン終盤、Bクラス確定チーム同士の試合は比較的観客も少ないため、球場をめいいっぱい楽しむのにうってつけです。
球場グルメを楽しむも良し、球場内を散策するも良し、グッズを買いまくるのも良し。
消化試合の時期は比較的涼しい時期でもあるため、暑いのが苦手、という方も球場を満喫できるのでオススメですよ。
各球団が野球ファン以外にも楽しんでもらうために、様々な楽しめるイベント等も催しているので、ぜひ球場に足を運んでみませんか?
2023シーズンにオープンしたばかりの、日本ハム本拠地「エスコンフィールド」はオフシーズンでも楽しいイベントがたくさんです。
消化試合の楽しみ方⑤ データを見て楽しむ
プロ野球には選手の個人成績を表す様々なデータがありますよ。
従来のものだと、
・打率
・打点
・防御率
・勝ち星
などがありますよね。
こういった定番の指標以外にも、セイバーメトリクスと呼ばれる、統計学を活かして選手を評価する試みも普及してきています。
セイバーの数値を見ると、過大評価されている選手、その逆に過小評価されている選手、これからの伸びが期待される選手などを、数字を見てあーだこーだと考えることができます。
以前はメジャーリーグでしかこういったコンテンツは楽しめませんでしたが、最近はNPBでも各種データサイトが登場しています。
セイバーメトリクスは奥が深いため、数字を追いかけているだけでも面白いかもしれません。
プロ野球消化試合の楽しみ方は十人十色!
以上、私の消化試合の楽しみ方を紹介してきました。
色々紹介したものの、
「チームの優勝以外見てもつまらない、消化試合は全く野球を見ない」
というのもそれはそれで有りだと思います。
私の場合、暗黒期が長い球団を応援していたこともあり、こうした消化試合でも楽しめるようになっていたのかもしれません。
常勝球団のファンだと、「消化試合なんて見ても仕方ないよ・・・」といった方もいるでしょうからね。
とはいえ、プロ野球は結構奥が深いコンテンツなので、色々な楽しみ方を味わってみるのも一興ですよ。