山川穂高の人的保障!?和田毅投手のプロテクト漏れ騒動まとめ【1月15日時点】

福岡ソフトバンクホークス
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山川選手のFA移籍に伴う人的保証について、ここ数日話題になっています。

西武がソフトバンクのレジェンド、和田毅選手を人的保証で獲得、との報道から一転、甲斐野投手が選ばれ決着したこの騒動。

この騒動に関して、野球ファンの間でも様々な考察がされています。

この記事では、今回の騒動について時系列順に紹介します。

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1月11日 西武が人的補償に和田毅を指名との報道

1月11日付の日刊スポーツの記事で、衝撃的な内容が発表されました。

西武がFA移籍の山川選手の人的補償として、ソフトバンクの大ベテラン、和田投手を指名するとのことです。

高額年俸の選手がFA移籍する場合は、獲得する球団は、「人的保証」として選手を差し出します。

人的保証に選ばれる選手は、あらかじめ球団が提示するプロテクトリストから外れてしまった選手です。

・和田選手が指名をうけたこと

・そもそもプロテクトリストから外れていたこと

以上のことへの衝撃が、ソフトバンク、西武ファンのみならず、全野球ファンに駆け巡りました。

ソフトバンクのファンで知られる、カンニング竹山さんも以下のポストをしています。

人的保証が甲斐野投手であることが発表!和田毅は誤報だった?

ところが、日の午後になって突如、甲斐野投手が人的保証に選ばれることが決定しました。

和田選手の残留に喜ぶファン。

甲斐野投手の放出に悲しむファン。

あまりに不可解な流れに、困惑するファン。

フロントへの批判を強めるファンなど、悲喜こもごも反応が見受けられました。

斉藤和巳4軍監督も、意味深なメッセージを残し話題になっています。

和田選手は西武から指名を受けて「腹をくくっていくしかない」と覚悟!一方では引退を示唆との報道

西武から指名を受けた和田選手は、「腹をくくっていくしかない」と移籍する覚悟を語っていたようです。

その一方で、「西武移籍なら引退する」と仄めかしたとの報道もされています。

真偽のほどはわかりませんが、それを聞いたプロ野球ファンからは、疑問の声が投げかけられます。

「和田式プロテクト」との揶揄

かつて、中日ドラゴンズのレジェンド、岩瀬投手が日ハムから人的保証に指名された際、引退を仄めかしたことで移籍を回避した、という噂が流れました。(俗に言う岩瀬式プロテクト)

その騒動になぞらえて、「和田式プロテクト」などと揶揄する世論も見られます。

和田選手が引退をほのめかしたことで、甲斐野投手が代わりに選ばれてしまった、と考えるファンもいます

1月15日 和田選手が騒動に言及

和田選手本人が、初めてこの騒動について言及します。

この件に関して、「考えたくない」とコメントを残しています。

人的補償を巡っては、西武が和田を指名する方針を固めたとの一部報道が11日にあった。結果的に同日、西武は甲斐野の獲得を発表していた。取材に応じた和田は「いろいろな報道や記事が出ているみたいですけど、自分としてはこの件には触れたくない思いと、考えたくないというのが一番の自分の思い」と語った。

 その上で「応援していただいているファンの方からもメッセージをいただいた。自分ができることとすれば、チームのために一生懸命投げることなので。その準備をしっかりとするだけ」と気持ちを新たにした。

https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/811923

こうした騒動がありながらも、開幕へ向けて自分自身のやるべきことをやっていこう、という意思を示していますね。

和田毅のプロテクト漏れは経営陣批判が原因?高年俸だから?

和田投手がプロテクトリストから漏れていたことについて、ファンの間では様々な考察がされています。

球団を代表するレジェンドでありながら、なぜプロテクト外になってしまったのでしょうか。

高年俸かつ高齢の投手が取られるわけないと思った説

和田選手は42歳というプロ野球選手としては高齢で、年俸も2億円と高額です。

こんな選手を西武が取るわけがないだろう、と高を括って、プロテクト外にした可能性がありますよね。

しかし、西武は以前からFAの人的保証で経験豊富なベテランを獲得する傾向があることで知られています。

過去には巨人から、内海選手や江藤選手等のベテランを獲得しています。

こうした前例を知っておきながら、和田選手をプロテクトをしなかったのであれば、甘い見通しであったと言われても仕方がありませんね。

契約更改の場での経営陣批判をしたのが原因だった?

昨年の契約更改の場で、和田選手は球団の育成方針への疑問を問いかける発言をしています。

【ソフトバンク】和田毅が断言「育成選手はプロではない」 チームは四軍制拡大も…若手の姿に危機感

胸にしまってきた思いだった。ソフトバンク・和田毅投手(42)が25日、チームの大トリで契約更改交渉を終えた後、育成選手への苦言を呈した。

(球団内外で)バッシングされてもいいやと思って、今日は来ましたから。言わせてもらいました」。かねて内々に問題提起してきた違和感についてだった。

「阪神に移籍した大竹が育成で入ってきた時に彼にも言ったんですが、僕は『育成選手はプロ野球選手ではない』と思っている。(支配下選手と同じ)ユニホームを着てプレーするのはぜいたくだなと。そういう認識はあるのかなと疑問に思うことがある。僕はユニホームを変えてもいいんじゃないかなって思うぐらい」

 スタートラインにすら立てていないという現実に対する焦燥感、危機感が足りていないと見てきた。

 語気を強めて、さらに続けた。「球団の考えがあるんで、僕の言うことではないですが、違うユニホームでプレーしてもいいんじゃないかなって。二軍で試合に出始めるくらいからホークスのユニホームを着られるくらいの。それくらい神格化してもいいんじゃないかなって個人的には思う」。指摘を受ける前に気づいて行動してほしいというのが本望だ。目に見える形で違いに気づかせなければならないのか――という発想に至る時点で寂しさを覚えてきた。

東スポWEB https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/287049

また、過去には契約更改の場で、球団職員の待遇改善についてフロントに申し入れをしています。

球団側にとっては、「モノ申す厄介な奴」見られてしまった可能性もあります。

そうした理由から、和田選手が人的保証で取られても構わない、といった考えのもとプロテクト外になった可能性が考えられています。

ソフトバンクフロントの見解は?

今回のプロテクト騒動について、ソフトバンク球団からはコメントがありません。

球団として、長年の功労者である和田選手に対してリスペクトはあったのか、ファンからは疑問の声がなげかけられています。

今回の件について、ソフトバンクが沈黙を続ける可能性もあるでしょうが、ファンあってのプロ野球です。

ファンが納得する説明があることに期待したいですね。

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